TOEICってよく聞くけどいったい何なの?
なんか新種のエイリアンか何か?
TOEIC通称トーイックは、英語の試験です!
年間約250万人が受験する国内最大規模の英語資格試験です。
「TOEICってそもそもなに?なんて読むの?」
「TOEICの試験形式はどうなっているの?」
「試験で求められるスキルは何で?試験時間はどのくらい?」
年間約250万人が受験する日本最大級の資格試験である、TOEIC。
そんなTOEICですが、中には
- そんな単語初めて聞いた!
- 試験形式はどうなっているの?
- いったい何に使えるの?
- 試験時間はどのくらいなの?
という方もいると思います。
この記事では、TOEIC初心者の方に向けてTOEICとは何者なのかについて書いていきます。
TOEICの試験形式、読み方、スコアの目安、試験時間、メリットについて知りたい方はぜひご覧ください。
それではいきましょう!
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TOEICとは?【日本最大級の英語資格試験です】
とえいっく?とえっく?なんて読むのこれ?
とーいっくと読みます。
それではまずはTOEICの概要を書いていきます!
TOEICが一体どんな試験なのか表にまとめました☟
問題数 | 200問(リスニング100・リーディング100) |
試験時間 | 2時間(リスニング45分・リーディング75分) |
解答方式 | マークシート |
スコア | 990点満点(リスニング495・リーディング495) |
平均点 | 約580点(受験回により変動) |
一年間の開催回数 | 10回 |
受験料 | 5830円(2020年4月から6490円) |
申し込み方法 | インターネットorコンビニ |
試験作成団体 | ETS(Educational Testing Service) |
年間受験者数 | 245.6万人(2018年度) |
運営母体 | 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 |
こちらの表は、TOEIC Tests L&Rの表になります
皆さん一口にTOEICというのですが、実は皆さんが想像している以上にTOEICというモノは種類があります。
- TOEIC Tests⇒L&R・S&W
- TOEIC Bridge Tests⇒ L&R・S&W
ちなみにTOEIC S&Wの詳細はこちらです☟
問題数 | 19問(スピーキング11問・ライティング8問) |
試験時間 | 1時間20分(スピーキング20分・ライティング1時間) |
試験方式 | パソコン |
スコア | 200点満点 |
平均点 | 約125点(スピーキング)・約140点(ライティング) |
一年間の開催回数 | 24回 |
受験料 | 10450円 |
申し込み方法 | インターネットorコンビニ |
試験作成団体 | ETS(Educational Testing Service) |
年間受験者数 | 3.93万人(2018年度) |
運営母体 | 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 |
TOEIC Bridgeとは?
TOEIC BridgeとTestsの違いは何?
テストのターゲットが大きな違いです。
TOEIC Tests L&R | TOEIC Bridge L&R | |
問題数 | 200 | 100 |
試験時間 | 2時間 | 1時間 |
スコア | 990点満点(リスニング495・リーディング495) | 100点満点(リスニング50・リーディング50) |
平均点 | 約580点 | 約65点 |
受験料 | 5830円(2020年4月から6490円) | 4320円 |
対象者 | 初級者から上級者まで | 初級者から中級者まで |
受験者数 | 245.6万人 | 16.5万人 |
簡単に言うと、
TOEIC Testsは全レベル対応のテスト
TOEIC Bridgeは初級者から中級者まで対応のテスト
です。
ここでは、TOEIC Tests L&Rについて書いていきます!
公開テストとIPテストの違い
公開テストとIPテストってよく聞くんだけど何が違うの?
個人で受験するか団体で受験するかの違いと、公式認定証が発行されるかされないかの違いです!
また、TOEIC Tests でも「公開テスト」と「IPテスト」というモノがあります。
簡単に言うと違いは、
公開テストは個人で受験するテストで一般的にスコアの証明に使えるテスト
IPテストは団体で受験するテストでスコアの証明書が発行されない
です!
ちなみにIPとはInstitutional Programの略です。
公開テスト | IPテスト | |
申し込み | 個人 | 団体 |
受験料 | 5830円 | 4230円 |
スコア発行 | 公式認定証 | スコアレポート |
IPテストは受験してたとえ高得点を取得しても証明書が発行されないので、スコアが使えない場合が多いです。
TOEIC L&R IPテストのスコアは進学や就職に利用できますか?
提出先独自の規定を設けている場合があるため、スコアを活用する際には提出先へご確認ください。
TOEIC L&Rよくある質問
スコアを就職などで使用したい場合は、公開テストを受験しましょう!
基本的にTOEICといったら、「TOEIC L&R 公開テスト」の事を指します!
TOEICの問題形式
それではここからはTOEIC L&Rの問題形式について書いていきます。
リスニングとリーディングではどのような問題が何問出題されるのか参考にしてください!
Part 1 | 6問 | 写真をナレーターが簡単に一文で描写し、正解を選ぶ問題 |
Part 2 | 25問 | 質問が流れて( 例:Where is the post office? )それに対して、流れてくる音声から答えを選んでいく問題。 |
Part 3 | 39問 | 会話問題。 2人または3人の人物が会話している音声が流れる |
Part 4 | 30問 | 説明文問題。アナウンスやナレーションのような文章が 流れる |
Part 5 | 30問 | 主に短文形式の文法問題。 |
Part 6 | 16問 | 中文(200語程度)形式の文法や内容確認問題。 |
Part7 | 54問 | 長文問題。 |
リスニングの問題数は合計100問で時間は45分となっています。
- PART1: 写真をナレーターが簡単に一文で描写し、正解を選ぶ問題。
- PART2: 質問が流れて( 例:Where is the post office? )それに対して、流れてくる音声から答えを選んでいく問題。
- PART3:会話問題。 2人または3人の人物が会話している音声が流れる
- PART4: 説明文問題。アナウンスやナレーションのような文章が 流れる
リーディングの問題数は100問で時間は75分です!
- PART 5:主に短文形式の文法問題。
- PART 6:中文(200語程度)形式の文法や内容確認問題。
- PART 7:長文問題。
実際にtoeicではどんな問題が出題されるの?
そんな方にオススメの記事をご用意しました!
英単語や文法問題、リスニングの勉強方法についても書いています◎
TOEICの実際の問題や勉強法について知りたい!という方は、
【TOEIC勉強法まとめ】あなたがTOEICで高得点を取れない理由とは?
でTOEICの英単語や英文法、長文の解き方やリスニングの対策などを語っています!
TOEICの問題はどういうのが出題される?
TOEICではどんな問題が出題されるの?
日常的な会話のような問題が出題されます!
飛行機の出発時間や会議の場所変更などなど。
TOEICの問題は、日常に則した問題が出題されます!
こちらはリスニングのも問題です☟
そしてこちらはリーディングのパート6の問題です☟
TOEICの実際の問題についてサンプルが見たい方は、TOEICサンプル問題をご覧ください!
公式サイトからサンプルの問題を見ることができます。
ここでは、TOEICをこれから受験しようとする方におすすめの問題集を3つだけ紹介します!
TOEICを知るにはまず、「模試」を購入しましょう。
ネットでいくらTOEICについて検索しても実際に問題を解いてみないといけません。
実際に出題される問題を知らないで本番を受け高得点を取れるのはネイティブやネイティブレベルの英語学習者くらいしかいません。
なので、TOEIC対策はまずは公式問題集や模試を購入しましょう!
公式問題集は問題数が値段の割に少ないので、コスパ重視派のあなたは「精選模試」がおすすめ!
TOEICのリーディング(英単語・英文法・パート7の長文)リスニングでおすすめの問題集は、TOEIC対策におすすめの参考書をご覧ください。
TOEICのスコアの目安
TOEICの難易度や目標とすべきスコアってどのくらいなんすか?
難易度は「英検2級程度」です。
目標スコアは、600点以上です!
(受験者の元々の英語力によりますが)
TOEICの難易度や目標とすべきスコアは何点なのか?と気になる方多いと思います。
TOEICの平均点は580点です。
しかし、社会人やその役職、大学生などいくつかに区分すると平均点がかなり変わってきます!
詳細は、下記記事をご覧ください!
TOEICスコアの目安と目標
目標点が600点というのはどういう根拠?
スコア分布と社会的な評価からです~
TOEICの点数分布を偏差値に換算してまとめてみました☟
900~990 | 約3%~ | 偏差値68~ |
800~895 | 約13%~ | 偏差値61~ |
700~795 | 約27%~ | 偏差値56~ |
600~695 | 約46%~ | 偏差値51~ |
500~595 | 約68%~ | 偏差値45~ |
400~495 | 約85%~ | 偏差値39~ |
- 900以上⇒偏差値68
- 800以上⇒偏差値61
- 700以上⇒偏差値56
- 600以上⇒偏差値51
平均点は約580点となっているので、目標は600点以上です!
履歴書に掲載できる点数もTOEIC600点以上からといわれているので、英語初心者の方はTOEIC600点をまずは目指していきましょう。
TOEICのスコアごとの難易度や簿記などのほかの資格との比較について知りたい方は、
をご覧ください!
900/800/700/600毎に難易度とメリットをまとめます。
TOEIC900以上
- 上位3パーセント(偏差値約68)
- 945点が英検一級と同じ難易度
- システム監査技術者/ 獣医師 /行政書士 /国税専門官 1陸技/環境計量士
TOEIC800以上
- 上位13%(偏差値61)
- 英検準一級合格レベル
- 電験3種(受験取得 認定除外)/ 応用情報 /電気通信主任技術者 /エネルギー管理士
TOEIC700以上
- 上位27%(偏差値56)
- 英検準一級ギリギリ合格レベル
- CFP /管理栄養士 /社会福祉士 /一般計量士 /宅建/ 管理業務主任者/海事代理士/ 基本情報
TOEIC600以上
- 上位46%(偏差値51)
- 英検2級合格レベル
- 日商簿記2級 /危険物甲種/ 販売士1級
TOEIC平均点の580点から、700/800/900を取るには何時間勉強すればいいの?
580から900点までは大体785時間の勉強が必要です!
それ以外のスコアへの時間も簡単に解説します。
- 35時間勉強⇒600点達成
- 285時間勉強⇒700点達成
- 535時間勉強⇒800点達成
- 785時間勉強⇒900点達成
- 1035時間勉強⇒950点達成
TOEICでスコアを100点アップさせるにはおおよそ250時間の勉強が必要になってきます。
TOEIC900点を目指す方は、785時間の集中的な勉強をしましょう
TOEICの勉強時間とスコアの関連性は、
でより詳しく記載しているのでもっと見たい!という方はご覧ください。
TOEICの難易度
TOEICの難易度がなぜ英検2級程度かというと、TOEICの平均点580点は英検でいうと2級レベルに該当します!
英検一級 | TOEIC945~ |
英検準一級 | TOEIC785~ |
英検二級 | TOEIC550~ |
英検準二級 | TOEIC225~ |
英検三級 | TOEIC120~ |
下の表が、TOEICと各試験をCEFRという基準で比較した際の表です。
CEFRとは、外国語の運用能力を、言語の枠や国境を越えて同一の基準で測ることができる国際的な指標です。
TOEICの欄は、L&RとS&Wが混ざっているので、990点より高い点数になっています。
CEFRは、A1~C2の6つの等級で構成されています。
- A1/A2レベルは「基礎段階の言語使用者」
- B1/B2レベルは「自立した言語使用者」
- C1/C2レベルは「熟達した言語使用者」
下の表がIIBCが公表しているL&R版でのCEFR換算です。
- CEFRB1⇒TOEIC550⇒英検2級
となりますね!
英検とTOEICの換算やそれぞれの試験の違いについてしりたい!
という方は、
をご覧ください!
なぜ僕たちはTOEICを受験するのか?
そもそもなんでTOEIC受験するんだ。。。
まあ端的に言うと、社会的な評価を得られるからですね。
TOEICのメリット
- 英語学習の指標になる
- 自己啓発になる
- 昇進や配属で有利になる
- 就職・転職でアピールできる
TOEICで高得点を取得することができると社会的な評価をゲットできます。
社会的な評価というとなんか難しそうですすけどそんなことないです。
TOEICで900点を取得すると、
「あの人結構英語できるらしいよ?TOEIC900持ってるからペラペラだよ」
「TOEIC900!あんた凄いね~。かなり努力されたんじゃない?」
といわれたりします。
この記事を書いている私は、2019年11月現在で大学3年生(20歳)なのですがTOEIC965を持っているだけでかなり恩恵を授かっています。
例えばこちら☟
スカウト型就活サイトに登録するとかなりスカウトされます。(5サイト合計100件以上)
もちろん学歴(早稲田大学)もかなり影響していると思いますが、スカウトのメッセージでこのようにTOEICについて言及されているのはTOEICのメリットと受け取っていいのではないかなとおもいます。
実際にTOEICを採用で考慮する企業は、約70%程度いるとのことです。
(2013年の上場企業への調査)
TOEICはこのように主に、就職系でかなりメリットがあります!
取り敢えずTOEICというのはこういうことですね。
TOEICとは?まとめ
以上がTOEICについての説明でした!
TOEICは日本最大級の英語試験で多くの方が自己啓発やキャリアアップの為に受験しています。
まずは公式問題集を実際に一回解いてみて、自分の実力を把握し、目標スコアを設定し、苦手分野の克服をやっていきましょう。
TOEICの勉強法やおすすめの参考書については、ほかの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください!
これらの記事をすべて読んで実践することができれば目標スコアまで最短距離で到達できるかもしれませんよ?!
TOEIC対策記事まとめ
- TOEICはこの13冊の参考書・問題集を極めろ!965点がおすすめ教材を解説
- 【TOEIC勉強法まとめ】あなたがTOEICで高得点を取れない理由とは?
- TOEICリスニング対策まとめ!リスニング満点取得者が4つの参考書/教材・5つのコツと勉強法を解説
- TOEICリーディング対策!あなたが苦戦する理由とは?3つのコツ、お勧めの参考書勉強法解説。
- TOEIC英単語のすべて。覚え方・お勧めの英単語帳・必要な単語数・単語テストを完全紹介!
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