英検準一級の長文って難易度や時間配分を知りたい!
英検準一級の長文対策について、
難易度・時間配分・解答のコツ・おすすめの参考書を紹介していきます!
英検準一級の長文と聞くとなんだか難しく感じてしまいますよね。
実際2級と比較すると語彙問題が格段に難しくなり、時間制限も厳しくなっています。
私は、高2の一月の際に英検準一級を受験し一回は不合格となりました。
しかし、高3の7月には無事合格することができました。
(現在では、英検一級・TOEIC965を取得しています)
この記事では、そんな英検準一級について、
- 長文やリーディングの対策
- 難易度
- 読み方のコツ
- おすすめ参考書
を紹介していきます。
正しい方法を知っていて英検準一級の長文対策をやるのとやらないのでは、「合格の可能性」が変わってきます。
この記事を読みしっかり行動すれば、英検準一級に合格する可能性が上がります!
それではいきましょう!
英検準一級長文の目標点や配点と難易度
英検準一級のリーディング(長文)って何点くらい取ればいいんだろう?
そしてどのくらいのレベルなのか気になる。
準一級長文の難易度や配点などを解説します。
準一級リーディングの配点や目標点
英検準一級のリーディングでの目標を書いていきます。
一般的なものより少し高いかもしれませんが、私が書いた記事通りに勉強を進めていくことができれば確実に合格点を突破できます!
パート | 配点・目標点 |
単語パート | 20/25 |
語句補充 | 4/6 |
内容一致 | 8/10 |
英検準一級リーディングでは、43問中32問(74%)正解を目標にしたいです。
英検準一級全体の点数は、ライティングを含めると86点となっています。
86点中57点位(約66%)を取得することができれば、合格となります。
何点を取れば「合格最低点」になるのかというと、27問あたりです。
目指すところより少し高いところを目指しているほうが、結果的に成果がついてきます。
そうすると合格の可能性が高まるので、目標は高く掲げましょう!
準一級長文の難易度やレベル
英検準一級の長文のレベルや難易度についてです。
個人的な体感難易度的には、早慶上智の英語レベル位といえます。
英検準一級の長文は、早慶上智の国際系ではない学部のレベルと同じくらいです。
私が受験した大学、学部でいうと、「早稲田の文化構想」や「早稲田の政治経済」と同じくらいの長文難易度だと感じました。
大学の学部によって長文の長さや語彙の難しさが違います。
なので比較するのはなかなか難しいですが、英検準一級の長文を解けるになれば、早慶上智レベルの英文を読むことができます!
英検準一級のレベルや難易度について知りたい方は、下記記事をご覧ください。
準一級リーディングの時間配分
準一級リーディングでの時間配分は、10分・10分・20分で行きましょう!
単語パート | 10分 |
語句補充 | 10分 |
内容一致 | 20分 |
リーディングパートは40分で終わらせましょう。
一次試験筆記の制限時間が、90分ありますので作文に25分使いリーディングで40分使うと残りは20分となります。
その残りの20分で作文の添削・長文問題の見直し・単語パートの振り返り・リスニング問題の先読みをしていきましょう。
単語パートと長文パートを40分で終わらせるなんて、早すぎない?
いったいどうやってそんなに早く終わらせられるの?
英検準一級長文は正しい参考書で勉強すれば、できますよ!
英検準1級まで対応の
オンライン英会話
英検を学びたい学生に一番オススメしたいのが、【Kiminiオンライン英会話】です。
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英検準1級の英検対策まで対応しており、さらに学生専用コースも用意されているので、英検だけでなく、普段の英語の予習復習をしたい方にもおすすめです。
まずは無料体験を受けて、自分に合うか判断すると良いと思います。
英検準一級の長文にお勧めの参考書と問題集
それでは、英検準一級のリーディング対策にお勧めの問題集を紹介していきます!
以下で紹介する参考書や問題集をきちんとやれば、英検準一級に受かる力は確実に養うことができます。
リンガメタリカ
一冊目にお勧めするのは、「リンガメタリカ」です。
この参考書は、この記事だけでなくライティングの記事でもお勧めしています。
リンガメタリカは英単語帳なのですが、文で覚える形式の単語帳でばっちり使えます!
単語帳なのですがただの単語帳ではありません。
なんとリンガメタリカでは、普通の単語帳では学べない様々なテーマに関する教養が学べます。
おかげで英語長文に必要な背景知識がこの本で自然に学べます。
英検準一級では、教養が求められるのでこの英単語帳はかなり強いです。
上のように、背景知識の解説が日本語で詳しく書いてあります。
トピックは、社会問題から医療、環境問題まで多岐にわたります。
英検準一級では、「背景知識がなくて長文が読めない」ということが発生します。
背景知識をつけつつ単語や長文、リスニングを勉強できるのでとてもおすすめです!
また専門的な英単語が含まれた英作文用の例文などが掲載されています。
英作文にも使えるし、さらには長文も掲載されているので長文練習もできます。
長文は、200語程度の長さの英文が50個あり、その中に専門的なテーマの英単語が組み込まれています。
別売りでCDもありますので、リスニング学習にも使える優れものです。
英作文練習にも、英語長文練習にも、リスニングにも使うことができる単語帳です!
リンガメタリカの特徴
- 文で単語を覚えられる
- 背景知識がつく
- 長文教材としても使用できる(多読ができる)
- 別売りのCDでリスニング学習、シャドーイングもできる。
英文解釈の参考書
英検準一級を受ける方に、長文の勉強をする前にやっていただきたいのが、「英文解釈」です!
英文解釈をやらないと、なぜか英語長文で正解を導くことができないということが起こります。
今まで英文解釈に力を入れていなかったけど本当に必要なの?という方は、下記記事をご覧ください。
おすすめの英文解釈の参考書は3つです。
英文解釈のおすすめの参考書については下の記事で詳しく紹介しています。
イチから鍛える英語長文700
次におすすめなのが、「イチから鍛える英語長文700」です!
この参考書では、長文の読み方を学ぶことができます!
英語長文をすらすら正確に読めることのできる人の頭の中を丁寧に解説した一冊です。
かなり丁寧で質の高い一冊で、私の英語長文の読み方を覚醒させました。
英語長文読解力を文字通り「イチから鍛える」ことができるほど解説が詳しいです。
解答の根拠をていねいに解説、構文解説や読み下し訳 ももちろんついています。
音読用英文・大意・入試頻出単語リストを収録した別冊と詳しすぎる解説により「復習」が効率的にできます。
要約の仕方もついているので、とてもおすすめの「一冊」です。
英検分野別ターゲット英検準一級リーディング問題
英検準一級の長文でおすすめなのが、「旺文社の英検準一級リーディング問題」です。
こちらの問題集はわざわざ自分が語るほどでもないほどの、定番書です。
旺文社の問題集というと「問題が古い」と思われる方もいますよね。
しかしこちらは2018年に発売された新しい問題集となっています。
イチから鍛える英語長文の特徴
- 解説が詳しすぎる
- 「復習」にこだわっている
- 別冊のトレーニングブックが使える
英検準一級長文の解き方とコツ
英検準一級の長文でやるべき教材は分かった!
問題を解く際のコツが知りたい!
私が実践している「長文読解のコツ」を解説します。
英検準一級の長文は、実はそれほど難しくありません(もちろんきちんと勉強すれば)
ここでは、各パートの解き方のコツを解説していきます!
問題を早く正確に解くことができるコツを身に着けていきましょう。
単語パート
単語パートでは、結論を言ってしまえばその単語を知っているか知っていないかです。
しかし選択肢の全ての単語を知る必要はありません。消去法で正解できる問題も存在します。
この問題の場合だと、文脈から彼は(The general)情報をメディアに「なんとかする」ことを拒んだということがわかります。
そしてそれにより彼は心配していたとマイナスの結果になっています。
情報を公開するなのでcloseを否定した動詞である、discloseが入るのではないかと考えられます。
文脈から判断すると()は情報を暴露するなどの動詞が入ることがわかります。
答えは2番となります。
単語パートの解くプロセスは、①問題文を全部読む ②()に入る単語を文脈的に考える➂選択肢から選択という流れです。
そして、解き方は大きく分けて三種類あります。
- コロケーションで解く
- 文脈から意味を判断し接頭辞などの単語の知識で解く(消去法)
- 意味を知っている単語
単語の暗記は、多くの方が苦戦するところです。
しかし「正しい方法」で覚えれば一番簡単な学習になり、英語の学習がもっと楽しくなります。
単語の勉強方法
まず、単語の覚え方について知りたい方は、下記記事をご覧ください。
英検準一級の単語対策
次に、英検準一級対策に関する単語について学びたい方は下記記事をご覧ください!おすすめの単語帳などを詳しく紹介しています。
英語長文対策
特に、英語長文については、つまづく人はとても多いと思います。何度も繰り返し、様々な考え方を取り入れると良いと思います。こちらの記事を参考に、正しい勉強法で進めてください。
語句補充パート
このパートでの解き方は、普通の長文の解き方とほぼ同じです笑
- タイトルで構文内容把握
- ディスコースマーカに注意し、論理展開を追う
- 空所のある英文の次まで読む
- 選択肢を読み解答
注意してほしいのが、どこで話の展開が変わり、一つの段落で何を伝えようとしているのかを見抜くことです。
その為にも、常日頃から長文を読む際は一段落ごとで簡単に一言で要約していきましょう。
惰性で長文を読んでしまうと読み飛ばしてしまいますが、ディスコースマーカ( but,however,yet,while など)には注意していきましょう。
この段落で何が伝えたいのかを見抜けるようになると、長文はサクサク解けます!
この問題の答えは、4・1・2です。
内容一致パート
英検準一級長文の内容一致パートでのコツを紹介していきます。
基本的な読み方は、語句補充問題と同じですが、解くプロセスを変えていきます。
- タイトルを読む
- 選択肢を読む
- 段落ごとに読んでいく
- 解答する
内容一致では、タイトルを読んだらそのまま本文は読まずに選択肢を読みましょう。
選択肢を先に読むことで、本文を読む際に解答に必要な情報を拾うことができます。
この問題の場合だと、選択肢を読むことで本文の内容が少しわかります。
argument ,hostile architecture,Iain Bordenというのが本文で述べられる情報であり問題での重要な箇所になります。
これを読み取ったら、本文を読む際はこれらの単語をマークして読んでいきましょう。
そして34番の問題は、ほぼ要約問題とも言えます。
文を読んでいる際にいかに論点を抑えて、簡潔に自分の言葉にして読んでいくことができるのかが求められています。
長文を読む際は、要約するのを忘れないで下さい!
この問題の答えは、4,3,1です。
さらに詳しい英語長文の読み方や勉強法は下記記事をご覧ください。
英検準一級長文まとめ
以上が英検準一級リーディングと長文の対策法です!
英検準一級の長文は☝で紹介した勉強法をしっかりやれば確実に合格点は取れるようになります。
この記事で紹介した教材
是非今回紹介した教材や解き方のコツを使い「英検準一級」合格をつかみ取ってください!
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