英検3級の二次試験の面接や試験時間、内容などについて解説!

英検3級の二次試験の面接や試験時間、内容などについて解説!

英検は3級以上の場合、一次試験合格後に二次試験が行われます。一次試験のペーパーテストとは違い一対一の面接形式であるため、苦手意識を持つ人が多い試験です。

設問の難易度に反して苦手と感じる人が多いのは、そもそもスピーキングに慣れていないことが理由です。また、その場で話す内容を考えながら発話するため、瞬発力も求められます。したがって一次試験の勉強方法とは全く異なる対策が必要なのです。

ここでは英検3級の二次試験について詳しく解説し、対策方法も紹介していきます。

目次

英検3級 二次試験の試験時間

英検3級の二次試験はおよそ5分ほどです。ただ、受付をしてから試験終了までは1時間ほどかかると考えておいたほうが良いでしょう。

また、グループごとに集合時間が決まっているため、集合時間ギリギリに着いた場合はすでに何人も並んでいる状態になります。そのため待ち時間を少しでも減らしたい人は、集合時間よりも早めに到着することをおすすめします。

とはいえ待ち時間はトイレ休憩だけでなく、テキストの見直しもすることができます。あらかじめ要点をまとめたものを準備しておき、直前に確認すると安心するかもしれませんね。室内では携帯電話の使用が禁止されますので、見直しする場合は必ず紙ベースでまとめておきましょう。

英検3級 二次試験 面接の流れ

会場に到着したら、まずは受付を行います。受験者証 兼 携帯電話収納ケースが配られるので、携帯電話の電源を切って首から下げるようにしましょう。

控え室では面接カードの記入を行い、順番が来るのを待ちます。ここで試験前の最終確認を行うことができますよ。

順番が来て面接会場へ誘導された後は、面接カード以外の全ての荷物をしまって呼ばれるのを待ちましょう。入室から退室までの流れは、以下の通りです。

STEP
入室し、面接官に面接カードを渡す

入室した時点で会話は英語のみとなります。このタイミングで自己紹介をする必要はありませんが、「Hello.」などの簡単な挨拶はしておきましょう。記入しておいた面接カードを面接官に渡し、試験官の合図で着席します。その際も無言で座るのではなく、「Thank you.」などの一言があると好印象ですね。

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面接官が氏名や受験級の確認をする

このときももちろん英語でのやり取りとなります。「What’s your name?」「This is Grade 3 test.」「How are you today?」などの簡単なやり取りですので、ウォーミングアップのつもりでしっかり答えましょう。

緊張するかもしれませんが、下を向かず、面接官の方を向いてはっきり答えるようにしてください。

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問題カードを受け取り、文章を黙読する

英文とイラストが書かれた問題カードが手渡されるので、「Please read the passage silently. 」等の指示を受けてから黙読をしてください。黙読時間は20秒で、30語程度の文章です。落ち着いて黙読し、文章の内容をつかみましょう。次に音読があるため、区切る部分やイントネーションなどを考えておけるとさらに安心です。過去問などであらかじめ文章のイメージをつかんでおくと良いですね。

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文章を音読する

「Please read it aloud.」等の指示がでるので、文章のタイトル部分から音読を始めます。

ここでのポイントは、大きな声でしっかりと読むこと。多少言い間違えてしまっても、落ち着いて正しく言い直せば問題ありません。また、速く読む必要はないので、焦ることなく頭の中を整理しながら読んでいきましょう。

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問題カードを見ながら面接官からの質問に答える

音読が終わると、面接官が文章やイラストに関する質問をします。答えは必ず問題カードの中に載っているので、素早く見つけましょう。質問が1度で聞き取れなかった場合は、「Perdon(me)?」「Could you say again?」などと聞き返しても大丈夫です。「What?」という聞き方は日本語で言う「なに?」と同じように、少々失礼な言い方なので注意しましょう。また、1〜2度聞き返す分には問題ありませんが、聞き返しが多すぎると減点の対象となる場合があります。すぐに答えが出ない場合は、「Well…」「Let me see…」などを使い、不自然な沈黙が流れないようにしてください。沈黙が続くと減点になる他、自分自身も焦って悪循環になる恐れがあります。文が組み立てられなければ単語だけでも良いので、何かしら答えるようにしましょう。

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問題カードを裏返し、自身に関する質問に答える

「Please turn the card over.」のようにカードを裏返す指示が出たら、「OK.」などと答えて従いましょう。その後は自身に関する質問がされます。

正解がない質問なので、過去問を活用して事前に様々なパターンを練習しておくと安心です。ライティングのようにシンプルで作りやすい文で答えるのが良いでしょう。

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問題カードを面接官に返し、退出

質問が全て終了すると、問題カードを返すよう指示されます。ここでも無言で返すのではなく、「Here you are.」のような一言が出ると良いですね。

「You may go now.」など退出を促す指示が出たら、荷物を全て持って退出します。「Good bye.」「Thank you.」といった基本的な挨拶をしてから出るようにしましょう。その後は他の受験者とも話をせず、速やかに退出してください。

面接といっても特に服装の指定はありません。服装が原因で減点ということもないので、人と会う際の基本的なマナーに則っていれば大丈夫です。

会場によっては上履きが必要です。持ち物をしっかり確認し、忘れ物がないようにしましょう。特に身分証明書を忘れてしまうケースがたびたびあるので気をつけてください。

面接会場にもよりますが、基本的に来場する際は公共交通機関を使うようにしましょう。

英検3級 二次試験の内容

二次試験で評価される観点には、発音や語彙力、応答内容でけでなく、意欲や態度面も含まれます。英検では英語を使ったコミュニケーション能力を測るため、多少の文法や発音の間違いがあったとしても、積極的にコミュニケーションを取ろうとする態度が求められるのです。

試験で問われる事柄

スピーキングの1問目となるのは文章の音読です。区切る場所やイントネーションに注意しながら読みましょう。面接官に声が届くよう、大きめの声を意識します。

次の質問は、書かれている文章に関する問題です。必ず文中に答えとなる文が含まれているので、該当箇所を見つけましょう。答える際は自分で一から文を作るよりも、本文を応用して答えると素早く正しい文を作ることができます。主語を適切なものに(例えば「Theree boys」を「They」に)替えるなど、細かい調整ができるとなお良いです。

3問目・4問目はイラストを見ながら答える問題です。問題の内容自体は一次試験に合格した人なら十分に対応できるレベルなので、慌てる必要はありません。聞かれたことに答えられているか、という点が重要なので、少し文法的に間違いがあったとしても正しい答えを伝えられれば大丈夫です。

この時つい問題カードを見ていたくなるかもしれませんが、面接官が話しているときに下ばかり見ないように注意してください。答える際も面接官の方を向き、「相手に伝える」という意識を持っておきましょう。

5問目・6問目は問題カードを伏せ、自分自身に関する質問に答えます。例えば「週末何をしているか」「外国に行ったことがあるか」などの質問がされます。また、Yes/No疑問文で聞かれた場合は、1度答えた後に重ねて質問されると考えておきましょう。二次試験の中で最も瞬発力が求められる質問なので、過去問などを使った事前の対策がポイントです。

必要な対策

では二次試験のためには、どんな対策が必要なのでしょうか。

1つ目は、3級レベルの英単語やフレーズを学んでおくこと。「でる順 パス単」(旺文社)は、一次試験対策としても有効な単語帳です。

一次試験もこれからだという人は、語彙力を高めるためにこうした教材を持っておくと良いかもしれません。

また、「英検3級 面接大特訓」(Jリサーチ出版)は、短文練習も豊富なので多くのフレーズに触れることができます。音読練習もできるので、1冊持っておくと二次試験の全てがカバーできます。

そして2つ目は、実際に英語を話してみること。頭の中では分かっていても、実際に話そうと思うとなかなか口から出てこない…という経験がある人は多いはずです。

特に音読は、何度も繰り返すことで確実に上達します。最初は音声を聞きながら、文中で区切る箇所にスラッシュを入れる、アクセントを置く箇所に印をつけるなど、英語ならではの話し方を意識してください。

慣れてきたら音声の後を追って同じ音を発する学習法であるシャドーイングを取り入れても良いでしょう。シャドーイングはリスニング力の向上にもつながります。

ただ、二次試験で重要なコミュニケーション力を鍛えるのは、1人では難しい部分もあります。また、聞かれたことに対して瞬時に答えを出す瞬発力を身につけるのも、相手がいる状態での練習が最も望ましいですね。

その点オンライン英会話などを活用すると、コミュニケーション力や瞬発力を総合的に鍛えることができます。Kimikiオンラインには英検3級合格を目指すピンポイントなコースがあるので、3級対策としてはぴったりです。さらに必要な語彙や文法も合わせて学習できるので、効率的に学ぶことができます。

英語での応答に慣れることが合格への道

一次試験を乗り切ったということは、英検3級に必要な英語力は備わっているはずです。けれども二次試験は知識を「覚える」だけでは合格できず、実際に「使える」ところまで持っていかなければいけません。

英語を使ったコミュニケーション力は一朝一夕に身に付くものではないため、慣れが重要です。普段なかなかスピーキングをする機会がない人は、意識して発話する時間を増やしていきましょう。

また、現在はオンラインで学ぶ場も多くあります。二次試験では、聞かれたことにその場で文を組み立てて答えるという瞬発力が必要ですが、オンライン英会話ならこの瞬発力も鍛えることができます。相手があってこそのコミュニケーションなので、こうした場も積極的に活用しながら合格をつかみとってください。

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この記事を書いた人

純ジャパバイリンガル早大生/高校時代英語全国1位、TOEIC965点、英検1級/ 純ジャパ・留学経験なし・海外経験なし・凡人でも独学で英語をマスターする方法について発信/17000語覚えた英単語暗記法&正しい努力で超効率的な勉強をする方法▶︎noteへ

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