英検3級のライティングで使える表現や使えるフレーズをまとめてみた

英検3級のライティングで使える表現や使えるフレーズをまとめてみた

英検3級において、ライティングはとても重要な分野です。設問数はたった1問であるにも関わらず、配点はリスニングやリーディングと同じで、一次試験全体の3分の1を占めています。そのためライティングで点数がとれていないと、合格点に届かず不合格となってしまします。必ず何かしらの解答を作り、少なくとも部分点は確保する必要があるのです。

ただ、試験には時間制限があるため、ライティングにかけられる時間はおよそ10分〜15分です。リーディングに時間がかかる人はもっと短くなってしまう恐れもありますね。そこで一次試験は最初にライティングから解き始めることをおすすめします。始めに短時間でライティングを終わらせておけば、その後は安心してリーディングに取り組むことができます。

そして短時間で正しく論理的な英文を作るためには、ある程度決まった表現を覚えておくとことが必要です。ここでは3級のライティングで使える表現をいくつかご紹介しますので、こうした表現を覚えて使いこなし、効率よく点数をとっていきましょう。

採点基準や対策方法など、ライティングについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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英検3級 ライティングでは「I have two reasons」を使う

ライティングの問題は、ある程度出題パターンが決まっています。英語の質問文が提示され、それに対する自分の考えと理由2点を25〜35語で答えるというものです。

形式が分かっているため、解答の大枠はテンプレートとして覚えてしまいましょう。決まった型に当てはめながら英文を作ることで、時間をかけなくても正確に書くことができます。

ライティングのテンプレート

まず、テンプレートとして「主張→理由1→理由2」という構造を覚えてください。質問文に対する答え(=主張)を最初に述べ、その後に理由を2つ続けるということです。

例えば「Which do you like better, A or B ?(AとBのどちらが好きですか?)」と聞かれた場合、「Aが好きです」という文が答え、つまり主張となります。したがって書き出しは「I like A better (than B).」となるのです。この時、質問文で使われている文法をそのまま使って書くと間違いがないので安心ですよ。

また、必ず質問文と答えの文が対応しているか確認しましょう。例えば「AとBのどちらが好きですか?」と聞かれているのに「Cが好きです」と答えてしまうと、質問文に対応しているとは言えません。質問文と答えが対応していなければ、他の部分がどれだけ正しい文で書けていても0点となる可能性があるので、注意してください。

主張となる文を書いたところで、次は理由を2つ挙げていきます。理由を書く際のテンプレートは「I have two reasons.(2つの理由があります)」です。主張の後にこの1文を入れることで、英文全体の展開が分かりやすくなりますよ。

「I have two reasons」の使い方

このテンプレートの良いところは、「because」などの接続詞を使わなくても論理的な文を作ることができる点です。後ろに「First,〜(1つめの理由).」「Second,〜(2つめの理由).」という形で理由を書き足せば十分なので、シンプルで書きやすいですよ。

まとめると、ライティングの基本構造は以下のようになります。

  • 主張
  • I have two reasons.
  • First, 〜
  • Second, 〜

もし語数が指定の35語を大幅に超えてしまう場合は、「I have two reasons.」を抜かして「First,〜」「Second,〜」を書いてください。ライティングの評価観点は4つあり、「構成」はそのうちの1つです。このように分かりやすく論理的な流れで書くことができれば、「構成」部分で満点がとれるはずです。

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英検3級 ライティングで使える文法

それでは実際にライティングで使いやすい文法をいくつかご紹介します。

I can 〜(〜することができる)

基本ではありますが「can」は助動詞なので、後ろに動詞の原形が来ることを確認しておきましょう。「どちらが好き?」という質問に対して、好きな理由を述べる際などによく使われる表現です。

I want to 〜(〜したい)
I like to 〜(〜したい、〜することが好き)

こちらも「to」の後ろは動詞の原形が来ることを忘れないでください。「I can 〜」と同様に、理由の文でよく使われる表現です。

It is 〜 for me to …(…することは私にとって〜だ)

この文型を使いこなせると、表現の幅がかなり広がります。さらに1文で10語ほど使うことができるので、語数が少なくなりがちな人は特に知っておきたい表現です。

例えば「It is happy for me to study English.(私にとって英語の勉強をすることは幸せです)」という文を作ることができます。「〜」に入る形容詞と「…」に入る動詞の組み合わせで様々な内容を表現することができるので、ぜひ何度か練習しておいてください。

This is because 〜(なぜなら〜)

理由を表す際に「because」を思い出す人は多いですが、実は文頭に使えない単語であるという落とし穴があります。カジュアルな場面では使っても問題ないのですが、本来は「文1 because 文2」という形で使う接続詞なのです。

そのため減点リスクを避けるために、「because」を使いたい場面では「This is because 〜」という形をとりましょう。この「This」は前文の内容を指すので、主張の次の文で使うようにしてください。

That is why 〜(そういうわけで〜なのです)

基本的に英検3級のライティングでは、結論まで書く必要はありません。25〜35語という語数の中ではそこまで書ききることができないためです。

ただ、もし必要な内容を書いた上でまだ25語に足りていない、という場合はこの表現が便利です。「〜」部分に主張をもう1度記すことで、「主張→理由1→理由2→結論」という流れを作ることができます。

英検3級 ライティングで使える単語・フレーズ

ここでは知っておくと便利な単語やフレーズを一部ご紹介します。出題されるテーマによらず、共通して使うことのできる基本の単語です。

語数を増やす時に使うもの

ライティングのコツは、シンプルな文を書くことです。難しい文法や言い回しをすると、分かりづらいだけでなく減点のリスクも上がってしまうためです。

一方でシンプルに書いていくと、語数が足りなくなるリスクは高まります。とはいえ一度書いた文を消して作り替えていくと、時間がかかってしまいますよね。そのため語数が足りなかった場合は、次に挙げる単語やフレーズを使って文量を増やしていきましょう。

with(〜と)

語数を増やすために最も速くて簡単な方法は、「いつ」「どこで」「誰と」などの情報を足すことです。

例えば「I can go swimming.」という文に「誰と」という情報を足して「I can go swimming with my friends.」と書き換えると、3語プラスされますね。「with」は先に書いた文の後にそのまま足して使うことができるので、とても便利です。

in(〜で)

「with」と考え方は同じで、場所の追加をする際に使います。先の例なら「I can go swimming in the sea.」と書き換えると、3語プラスすることができます。

また、「in summer」「in the morning」など、「いつ」という情報を足すときに使うことも可能です。

also(同様に、〜もまた)

「also」は、文中でも文頭でも使うことのできる便利な単語です。理由を挙げる際に「First,〜」「Also,〜」と並べることもできますし、「I can do 〜. I can also do 〜.(私は〜をすることができる。〜をすることもできる)」と同列の内容を並べるときに使うこともできます。知っておくと便利なので、使えるようにしておきましょう。

for example(例えば)

数語足すだけでは語数が届かない場合などは、「for example」を使って例を挙げても良いですね。前文の内容を具体的に書くことができます。ただ、本筋と関係のない内容が多すぎると減点のリスクが高まるので、使い方には気をつけてください。

語彙力を上げることが大切

ここまで使える表現や単語について紹介しましたが、まずは語彙力を高めるという意識を持っておきましょう。英検3級において必要な語数は2000語ほどと言われます。身近な題材が多いとはいえ、英検4級の1300語程度と比べるとかなり増えていることが分かります。

リスニングやリーディングでも単語が分からないと問題が解けない場合があるので、早めの対策を心がけてください。特にライティングでは単語の意味だけでなく、スペルや動詞の活用形まで正確に覚えておく必要があります。

ただ、もしも当日自信のない単語が出た場合は、思い切って全く違う単語を使ってしまいましょう。例えば「Australia」というスペルに自信がなければ、「China」「Canada」など確実に書けるものに変えれば良いのです。

英文として正しいものを書く試験なので、自分の気持ちに正直である必要はありません。このことを知っておくと、気持ちにゆとりが出るかもしれませんね。

語彙力を高めるためには「英検3級 でる順 パス単」(旺文社)などがおすすめです。

3級レベルの単語を出題されやすい順に並べてあるので、効率的に単語を覚えることができますよ。他にも使いやすい単語帳はたくさんあるので、自分に合った1冊を選ぶと良いでしょう。

単語の覚え方や英検3級レベルの単語はこちらでも紹介しています。

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英検3級 ライティングで効率よく点数をとるために

まずはテンプレートを身につけましょう。

  • 主張→理由1→理由2
  • I have two reasons. First,〜. Second,〜.

この2つの型を覚えておけば、正しい文の構造で書くことができます。

そして使える文法をいくつか覚えておき、表現力を高めてください。現在完了などの難しい文法を取り入れる必要はないので、今回紹介したようなシンプルで分かりやすいものを身につけておきましょう。

ポイントは目で見て形を覚えるだけでなく、実際に何度も書いてみること。「分かる」ことではなく「使える」ことがゴールなので、問題演習を重ねて自分の力で表現できるようにしてください。もちろん最初は模範解答や参考書の例文を真似しても良いです。それを自分流にアレンジしていき、最終的には自分で1から書けるようにしましょう。

さらに語彙力を上げておき、文中に適切な単語を入れていけば英文の完成です。語数の調整やスペルミス、文法ミスの見直しをして、リーディング問題に取りかかりましょう。

コツをつかめばライティングは短時間で高得点が狙える分野です。事前の対策をしっかりしておき、ライティングを得点源にしてください。

英検3級全体の対策についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。

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この記事を書いた人

純ジャパバイリンガル早大生/高校時代英語全国1位、TOEIC965点、英検1級/ 純ジャパ・留学経験なし・海外経験なし・凡人でも独学で英語をマスターする方法について発信/17000語覚えた英単語暗記法&正しい努力で超効率的な勉強をする方法▶︎noteへ

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