英検4級に落ちた人集合!苦手な部分を把握してやり直そう!

英検4級に落ちた人集合!苦手な部分を把握してやり直そう!

せっかく受けた英検4級、落ちてしまってショックですよね・・・。

でも大丈夫です。

英検は年3回実施されているので、今回落ちてしまったとしても、まだチャンスはあります。

それに、一度失敗を経験したことによって、あなたは以前の自分に比べて着実に強くなっているはず。

何事も、一度で成功するとは限りません。大切なのは途中で諦めないことです。

とはいえ、何もしないままで再受験したとしたら、同じことの繰り返しになってしまいます。

英検4級にリベンジするにあたり、最も重要なのは「落ちた原因を確認する」こと。

そしてそれを補うための対策を練ることです。

この記事では、これまでに学習塾でたくさんの生徒に英検指導をしてきた私が、英検4級に落ちてしまう原因として代表的なものについてご紹介し、再挑戦するために注意しておくべきことについて詳しく解説していきます。

英検4級に落ちてしまったけれど再度挑戦したいという人は、是非参考にしてみてください。

目次

落ちてしまった原因を確認しよう!

英検4級に再挑戦するにあたり最も重要なのは、落ちた原因を明らかにすることです。

「敵を知り、己を知 れば百戦危うからず」(『孫氏の兵法』から)

勝負に勝つために必要なのは、まず何より相手のことをよく知ること。

英検4級に落ちてしまった人は、次回の試験で合格を勝ち取るため、英検4級のレベルや合格点、採点形式などを改めて確認(敵を知る)した上で、今回落ちてしまった原因を明らかにする(己を知る)必要があります。

英検4級のレベルや合格点、採点形式などの詳細については、以下の記事で詳しく解説していますので、再受験前に是非目を通しておいてください。

また、英検は配点が公表されていないため、落ちてしまった場合でも、具体的に何点足りなかったかが計算できません。

たとえば、英検4級のリーディングは500点満点で以下の4つの形式、計35問が出題されます。

  1. 単文の語句空所補充(15問)
  2. 会話文の文空所補充(5問)
  3. 日本文付き短文の空所補充(5問)
  4. 長文の内容一致選択(10問) 

単純計算すると、1問約14点(500÷35)となりますが、4つの形式すべてが同じ点数とは限りません。「短文の語句空所補充」が1問5点、「長文の内容一致選択」が1問20点などと、配点比重に違いがあることが考えられます。

そのため、何点足りなかったかを考えるよりも、解答速報をもとに自己採点し、どの形式で間違いが多かったのかを確認し、自分に足りていないものをしっかり自覚しておくことが大切です。

間違いが多かった場所を分析すると、落ちてしまった原因が浮彫になってきて、大抵は以下の3種類のいずれかに当てはまります。

  1. 原因①:単語・熟語が理解できていなかった
  2. 原因②:リーディングができていなかった
  3. 原因③:リスニングができていなかった

それでは、3種類の原因の詳細と、それぞれの場合の対策の立て方について、詳しく見ていきましょう。

原因①:単語・熟語が理解できていなかった

間違えてしまった問題が全体に散らばっている場合、英検4級に必要な単語・熟語についての理解が足りていなかった可能性が考えられます。

英検4級に必要な単語・熟語の数は800~1300語前後と言われています。

リーディングにしろリスニングにしろ、英検4級で出題される問題に解答するためには、英文を構成する材料である英単語・熟語についての知識が必要不可欠です。

「英検4級を受けたけれど、全体的に何が書いてあるか(何を言っているか)わからなかった」という人は、単語帳などを活用して単語・熟語についてしっかり学習しておくようにしましょう。

「単語帳をまだ持っていない、単語・熟語の勉強の仕方がわからない」という人は、以下のページで単語・熟語の勉強方法やオススメの単語帳について紹介していますので、是非参考にしてみてください。

原因②:リーディングができていなかった

間違えてしまった問題がリーディングの部分に集中している場合は、英検4級に必要な英文法の知識と、それを使った英文を読む力が足りていなかったことが考えられます。

英検4級は「中学中級程度」、つまり中学2年生で習うレベルの内容が出題されます。

中学2年生では「動詞の過去形」、「比較級・最上級」、「不定詞」などの文法事項を習うため、これらについての理解が英検4級に合格するためには必須。

これらについての理解があいまいだったり、そもそも知らなかったりする場合には、リベンジ前にしっかり理解を深めておく必要があります。

また、せっかく文法が理解できていても、それを使った英文が読めなくては宝の持ち腐れです。

英検4級で出題される英文が上手く読めなかった人は、問題集などを使って英文を読む練習もしっかりしておくようにしましょう。

原因③:リスニングができていなかった

「リーディングは比較的取れていたけれど、リスニングが全然ダメだった・・・」

英検4級に落ちてしまった人の中でも、結構多いのがこのパターンです。

英語の勉強をするとなると、どうしても文字の情報だけで満足してしまいがちです。

しかし、英語は私たちの話す日本語と同じく言語ですので、音声として理解できることが重要です。

間違えてしまった問題がリスニングパートに集中していた人は、是非CD・アプリ・オンライン英会話などを活用して、音声として英語を理解する練習をするようにしましょう。

このとき、聞くだけでなく自分の口で発音することをオススメします。

私たち人間は自分の口で表せない発音を耳で認識することはできません。

そのため、英語の音声を正確に聞き取るためには、自分で発音することが一番の近道なんです。

はじめは単語から、そして慣れてきたらある程度長さのある英文を実際に声に出して練習するようにしましょう。

英検4級再受験に向けてやるべきことは?

英検4級に落ちてしまった原因がわかったら、あとは実践あるのみ。

自分に足りていない部分をしっかり補って、再受験に備えましょう。

ここでは、もう一度英検4級にチャレンジするにあたって取り組むべき、おすすめの勉強方法を4つご紹介します。

自分に合う勉強方法が必ず見つかるはずですので、是非参考にしてみてください。

問題集・参考書を使う

自分に足りていない部分がはっきりしたら、それらを補うための本を購入して自宅学習してみましょう。

「単語・熟語がわかっていない」場合は、単語帳での学習がオススメです。

英検4級に特化した単語帳が市販されているので、焦らず1単語ずつ着実に覚えていきましょう。

「英文法が理解できていない」場合は、文法解説の載った参考書を使ってみましょう。

解説を読むだけでは知識がなかなか定着しないので、問題集が一緒になっているものがおすすめです。

「リスニングが聞き取れない」場合は、CDやアプリの付いた本を選びましょう。

このとき、先ほども説明したように聞き流すのではなく口に出すことが大切です。

自分の部屋などで実際に発音しながら取り組むようにしましょう。

「参考書や問題集は、数がたくさんあって選べない・・・」

そんな風に不安を感じている人は、オススメの本を以下の記事でご紹介していますので、是非参考にしてみてください。

過去問を解く

苦手な部分を参考書などである程度固めたら、過去問を解いてみましょう。

このとき大切なのは、本番と同じように時間を計り、しっかり答え合わせをすること。

答え合わせの結果、間違いが多く見られた部分については、もう一度参考書などで復習をしていきましょう。

おすすめの過去問・問題集・参考書については、こちらでも詳しく説明していますので、是非ご参照ください。

学習塾や英会話スクールに通う

「1回落ちちゃったし、1人で勉強するのは不安だな・・・」

そんな風に思う場合は、学習塾や英会話スクールに通ってみるのも効果的です。

学習塾・英会話スクールにはプロの講師が在籍しているので、自分1人では気づけない苦手も見つけてくれますし、合格に必要な勉強の仕方などについても適格なアドバイスをしてくれるでしょう。

このとき重要なのは、通いやすいかどうかということ。

定評のある大手の塾や英会話スクールであっても、通うのが億劫になってしまっては元も子もありません。

新しく通う塾やスクールを選ぶ場合は、無理なく通えるところを選ぶようにしましょう。

「自分の住んでいる近くに、どんな英会話スクールがあるのかな?」

そんな風に思った方は、以下のページで全国の英会話スクールについて地域別にまとめていますので、是非参考にしてみてください。

オンライン英会話を利用する

「1人で勉強するのは不安だし、かといって学習塾や英会話スクールに行くのも気が引ける・・・」

そんな人にはオンライン英会話がオススメ!

オンライン英会話なら、自宅にいながらプロ講師によるレッスンを受けることができるため、効率良く効果的に英語学習を進めることができます。

中でも、教育業界で70年以上の実績がある「学研」が提供する「kiminiオンライン英会話」が特にオススメです。

「英検®4級合格コース」という英検4級に特化したコースが用意されていて、英検4級合格に必要な単語・熟語の知識に加え、「話す・聴く・書く・読む」の4技能を総合的に身に付けることができます。

自分1人での学習では不安という人は、是非利用してみてください。

英検4級は「中学中級程度」のレベルの試験、決して簡単な試験ではありません。

どんなに有名なスポーツ選手やアーティストであっても、最初から上手にできていたわけではありません。最初はみんな「初心者」です。

失敗や挫折を繰り返し、その原因を確認した上で再挑戦をすることで、人は成功を手にすることができます。

一度英検4級に落ちてしまったからといって、恥ずかしがる必要はありません。ここからどう行動するか、それが一番大切なのです。

今回ご紹介した内容を参考に、しっかり対策を取った上で英検4級に再挑戦しましょう!

次回合格を掴めれば、それはあなたの自信に繋がるはずです。

次こそ絶対合格!

大丈夫、あなたならやれるはずです。次回の合格目指して、頑張りましょう!

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この記事を書いた人

純ジャパバイリンガル早大生/高校時代英語全国1位、TOEIC965点、英検1級/ 純ジャパ・留学経験なし・海外経験なし・凡人でも独学で英語をマスターする方法について発信/17000語覚えた英単語暗記法&正しい努力で超効率的な勉強をする方法▶︎noteへ

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