英検4級の未来形を解説!be going toとwillはどう使い分けるの?

英検4級のレベルは「中学中級程度」、学年で言うと中学2年生で習う水準の英語力が問われます。

そこには、様々な文法事項が絡んできますが、その中でも「未来形」を苦手にしている人は多いのではないでしょうか。

難しく捉えられがちな「未来形」ですが、そのポイントはwillとbe going toを使った文の作り方、そしてそれぞれの使い分けにあります。

この記事では、長年学習塾で英検を受験する生徒たちを指導してきた実績のある私が、英検4級を受けるにあたり覚えておきたい「未来形」について、基本の基本から説明をしていきます。

これを読めば、未来形はもう怖くありません!

未来形の理解について不安がある人は、是非参考にしてみてください。

目次

未来形って何?

未来形とは、読んで字のごとく「未来の出来事を表す形」のことです。

日本語や英語などの言語には、時間を表す「時制」と呼ばれる仕組みがあり、過去の出来事は「過去形」、現在の出来事は「現在形」、そして未来の出来事は「未来形」を用いて表します。

日本語の場合には、これから先の未来のことを指す場合、「~するだろう」とか「~するつもりだ」などと言いますよね。

英語でも同じように、未来のことを表す場合には、動詞に「あるもの」をくっつけて「未来形」にする必要があります。

動詞にくっつける「あるもの」というのが、willとbe going toの2種類。

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

willの使い方をマスターしよう!

willは文法用語で「助動詞」に分類され、「~できる/~してよい」という意味のcanの仲間です。基本的には動詞の直前に付けます。

助動詞には動詞の意味を助ける働きがあり、その代わりに「助ける動詞を原形にする」というルールがあります。

そのため、動詞に三単現のsが付くような場合でも、助動詞を使う際にはそれを原形に戻す必要があるので注意が必要です。

例文

He plays soccer.(彼はサッカーをします)

⇒×He will plays soccer.
⇒〇He will play soccer.(彼はサッカーをするでしょう)

否定文・疑問文を作る場合には、以下のようなルールがあります。

  • 否定文:willの直後にnotを加えて、<will + not + 動詞の原形>の語順になる。will not の短縮形はwon’t
  • 疑問文:willを主語の前に出して、<will + 主語 + ~?>の語順になる。答える際には、<Yes, 主語 + will. / No, 主語 + will not [won’t].>になる。
例文

She will go to school.(彼女は学校に行くでしょう)
She will not [won’t] go to school.(彼女は学校に行かないでしょう)
Will she go to school?(彼女は学校に行くでしょうか)

— Yes, she will. / No, she will not [won’t].

be going toの使い方をマスターしよう!

willと同様に、未来を表す表現としてbe going to があります。

付ける場所はwillと同様に動詞の直前です。

また、be going toと言っていますが、ここに含まれる”be”はもともとbe動詞のことで、文の主語に応じてam, is, areの3種類に形が変わります。それぞれの使い分けは以下の通りです。

  • 主語が一人称単数(私)のとき:am going to
  • 主語が二人称(あなた)、三人称複数(彼らなど)のとき:are going to
  • 主語が三人称単数(彼、彼女など)のとき:is going to

実際に使用する際は、be going toのbeの部分を忘れてgoing toだけを使ってしまうミスが多くありますので、注意が必要です。

例文

You visit Osaka.(あなたは大阪を訪れます)

⇒×You going to visit Osaka.
⇒〇You are going to visit Osaka.(あなたは大阪を訪れるでしょう)

否定文・疑問文を作る場合には、以下のようなルールがあります。

  • 否定文:beの直後にnotを加えて、<be + not + going to + 動詞の原形>の語順になる。
  • 疑問文:beを主語の前に出して、<be + 主語 + going to + 動詞の原形 + ~?>の語順になる。答える際には、<Yes, 主語 + be. / No, 主語 + be not.>になる。
例文

He is going to read the book.(彼はその本を読むでしょう)

He is not [isn’t] going to read the book.(彼はその本を読まないでしょう)

Is he going to read the book?(彼はその本を読むでしょうか)

— Yes, he is. / No, he is not [isn’t].

未来を表す表現をマスターしよう!

「未来形がどんな形かはわかったけれど、どういう時に使えばいいの?」

ここまでを読んで、そんな風に思った人もいると思います。

実際の文章では、未来形が使われる際は「未来を表す表現」がセットで使われることがほとんど。そのため、それらの表現をしっかり理解しておけば、どこで未来形を使えば良いかが自然とわかるようになります。

未来を表す表現で、代表的なものは以下の通りです。

tomorrow明日
next week来週
next month来月
next year来年
next ○○day ※Mondayなど来週の〇曜日
in the future将来
soonもうすぐ

例文

I will study English tomorrow.
(私は明日英語を勉強するでしょう)

It will be cold next week.
(来週は寒くなるでしょう)

Are you going to visit your grandmother next month?
(あなたは来週おばあさんを訪ねるつもりですか)

I will be 12 years old next year.
(私は来年12歳になるでしょう)

We are going to go on a picnic next Sunday.
(私たちは来週の日曜日、ピクニックに行く予定です)

She will be a good musician in the future.
(彼女は将来、良いミュージシャンになるでしょう)

They will come soon.
(彼らはもうすぐ来るでしょう)

willとbe going toは何が違うの?

「未来形にはwillとbe going toの2種類があることはわかったけど、どうして2つもあるの?」

こんな風に疑問を抱く人もいるかもしれません。

確かに、同じ未来を表すのであれば、そこに2つも表現は要らないですよね。

表現が2つあるということは、それらに何かしらの違いがあるということなんです。

では、willとbe going toには、一体どんな違いがあるのでしょうか。

will=未来全般に使える万能選手

willは単純未来を表し、未来の出来事なら大抵のことに使えます。

もともとは「意志」を表す名詞でしたが、意志は未来へ向かうものであることから、未来全般に使われる助動詞willとしての使い方が生まれました。

もともとが「意志」であることから、人が主語である場合にはもちろん、現在では天気や動物、単なる物が主語の場合でも幅広く使われるようになりました。

そのため、「will=未来全般に使える万能選手」と覚えておいて間違いありません。

be going to=予定されている未来

willが単純な未来を表していた一方、be going toが表すのは「予定されている未来」です。

be going toに使われているbe doingという形は、もともと「現在進行形」の形です。

現在進行形というのは、「今~しているところ、している途中」を表す用法ですね。そこから、be going toも本来は「~に向かっている途中」という進行形としての意味を表しているんです。

このことから、今まさに未来へ向かって動き出しているという意味で、予定されている出来事を表すようになりました。

「be going to=予定されている未来」と覚えておきましょう。

willとbe going toの違い

will=未来全般に使える万能選手

be going to=予定されている未来

これらの違いは言葉で説明されても、なかなか理解し切れないものだと思います。

そこで、似たような意味合いの文をwill, be going toのそれぞれで作成し、その表すニュアンスの違いを確認してみましょう。

①「雨が降るでしょう」

It will rain soon.

willを使う場合は単純な未来なので、単なる予測から、天気予報で見たなどの確信のあるものまで、幅広い未来を表すことができます。

It is going to rain soon.

be going toを使うと、予定されている未来となり、今現在雨が降り出しそうな空模様であることが窺われます。

②「私たちは来週、北海道を訪れるでしょう」

We will visit Hokkaido next week.

willを使った場合、その場で思いついた予定なのか、前々から決めていたことなのか、この発言だけではわかりません。このような場合は、前後の文脈が重要となってきます。

We are going to visit Hokkaido next week.

be going toを使った場合、北海道に行くための荷造りが済んでいるのか、チケットを取っているのか、いずれにせよ、その時点で何かしら北海道を訪ねるための何かが進行中であることが窺われます。

このように、willを使うかbe going toを使うかによって、同じ未来であってもその意味合いが少し違ってきます。

とはいえ、リーディングテストやリスニングテストでこれらの使い分けが問われることは基本的にないので、あまり心配し過ぎる必要はありません。

文章の中でwillが出てきたら単純に未来のこと、be going toが出てきたら予定された出来事であると捉えられれば充分です。

自分で実際に書いたり話したりする際にも、そのように意識して使い分けていきましょう。

未来形を使いこなして、英検4級合格を勝ち取ろう!

英検4級を受けるにあたって、未来形についての理解は必要不可欠です。

しかし裏を返せば、未来形をマスターすることによって、英検4級合格への道のりがグッと縮まるとも言えます。

その他の文法や英単語・熟語などの語彙など、英検4級の総合的な勉強方法については、こちらのページで詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

純ジャパバイリンガル早大生/高校時代英語全国1位、TOEIC965点、英検1級/ 純ジャパ・留学経験なし・海外経験なし・凡人でも独学で英語をマスターする方法について発信/17000語覚えた英単語暗記法&正しい努力で超効率的な勉強をする方法▶︎noteへ




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