「TOEICはそれなりに勉強して、800点取れたけど900点への壁を感じる。」
「TOEIC高得点は取れるけど、英検とかほかの英語試験全然できない。」
TOEIC で高得点を取るにはどうしたらいいの?そんな疑問をお持ちの方!この記事で悩みを解決しブレークスルーしましょう!!!
事実、自分はTOEIC用の参考書は、たったの4冊しかやっていません。
受験回数は、2回だけです。
1回目は880点で、その際にやった参考書は3冊だけ。
2回目に965点を取得してその際にやったのは、前回にやった参考書の復習と新しく買った模試だけです。

「965点とってるのに、参考書4冊だけしかやってないの?」
とよく聞かれますが、ガチです。
思考停止でTOEIC用の参考書ばかりやっても高得点を取るのは、かなり時間がかかります。
これ以上TOEICの参考書で消耗しない為に、ぜひこの記事を読んでTOEIC参考書から卒業しましょう。
なぜ965点をたった4冊のTOEIC用参考書とれたのか?
それでは行ってみましょう!
私がやったTOEIC用の参考書紹介⇒ https://gensoudiary.com/toeiceasy/
・TOEIC用の参考書ばかりやってもなかなか高得点が取れない理由が分かる
・おすすめの勉強法と参考書が分かる
・私が勉強した教材や参考書が分かる
たった4冊でTOEIC965点を取れた理由

私がTOEIC専用の参考書たった4冊だけで965点を取得できた理由、
ズバリそれは
『英語の基礎力』が身についていたからです!
英語の基礎力?なにそれ?TOEICやってれば自然と英語力は身につくんじゃないの?
と思ってる方、要注意です!
TOEICでは英語の基礎力を身に着けることは、経験上難しいです。
その理由を話す前に、英語の土台となる基礎力とは何かを解説していきます。
どの試験でも通用する英語の基礎力とは?
簡単にいうと英語の基礎力とは、英語を日常で難なく使いこなせることです。

「は、どういうこと?何言ってるのこの人?」
英語ができるとはどういうことでしょうか?
英語ができる人と言われた時にどのような人を思い浮かべますか?
TOEIC990点とってるあの人でしょうか、英検1級取ってる人でしょうか、はたまた英語ネイティブでしょうか?
英語ができるようになる最大にして究極のゴールは、ネイティブのようになることですよね。
ネイティブは、英語を母語として自然に使っていて私たちのように学習するぞという意気込みでは取り組んでいません。
しかしなぜ彼らが英語ができるのか?
それは、日常に関するすべての事を英語で処理しないといけない環境にいるからです。
日常に関するすべての事というと、幅広いですが日本人は日本でも同じような環境で日本語ネイティブになることができました。
日常で日本語を使う状況を思い浮かべてください。
朝起きてから、スマホを見るとまず日本語でメッセージや通知がありますね。
そして布団から出てご飯を食べながらテレビを見るかもしれません。その際も、テレビで日本語の音声や字幕がありますよね。
そして家族やご近所さんに会った時に、「おはよう」や「おはようございます」といった形で日本語を発します。
会社や学校に行ったら書類やレポート、教科書を読んだり、作成したりしますよね。
日常はまだ続きますがこの時点で、もう言語の基本要素である
①読む②聞く➂書く④話す

を全部こなしています。
この4要素を日常で自然に使うことが、迫られているので私たちは日本語ができています。(日本語力がある程度維持されてます)
この4つを日常で難なく使いこなせるようになるのが、言語の到達目標です。
私たち日本人は、日本語の資格試験(日本語能力試験)をいきなり受けろと言われても高校卒業程度の学力のあるかたなら普通に解けますよね?
試しに一番難しいレベルであるN1の問題例:https://www.jlpt.jp/samples/n1/index.html
どうでしたか?おそらく多くの人が難なく解けたと思います。
基礎となる日本語力があれば、この試験の為に勉強しなくても合格することができると思います。
これは英語も同じです。
以前、英検1級の語彙問題をオーストラリア人の留学生トーマス(メルボルン大学出身)に解いてもらいました。
結果は、、、
25点中25点でした!!!満点です。しかも雑音の中で、音楽に乗ってノリノリで正解していました笑
もちろん彼は、特別な勉強をしていません。
しかしきちんと満点を取ることができています。
私たちが目指すのは、このように試験用に特別な対策をしなくても合格や高得点が取れるようになることです。
それでは、なぜTOEICだけの英語勉強をしていると英語の基礎力が身につかないのか説明していきます。
TOEIC専用の勉強をしていると英語の基礎力がつかない3つの理由

TOEICだけの英語勉強をしていると、英語の基礎力が身につかない理由それは、
読む、聞くだけしか身につかないからです!
ネイティブは、読む・聞く・書く・話すどれ一つもかけていません(ある程度の教育を受けた方対象)
英検1級15回合格 TOEIC990点をとっている澤田健治さんはこのように言っています☟
最終的にTOEIC900点、英検1級くらいのレベルに到達したいと思っている場合みは、700点くらいの頃から、ガンガンTOEICと関係ない英語素材(Netflix、記事、洋書など)に触れまくっておいた方がいい。
— 澤田健治 英語&TOEIC指導者/英訳家 (@kenjordan55) 2019年6月12日
でないと、800点前後の実力で数年間くらい足踏みしてしまいかねない。
(指導者としての実体験から)
最終的に英検1級やTOEIC900点を取得したいなら、TOEICと関係ない英語の素材を使って勉強した方が近道だと言っています。
自分も全くこの意見に賛成でわざわざ引用リツイートまでして☟のようにツイートしました笑
【これは真理】
— げんそー@純ジャパバイリンガル早大生 (@gensoueng) 2019年6月12日
TOEIC965持ってるけど、TOEIC用にやった参考書4冊だけ。
キクタン990・全方位リスニング、リーディング・精選模試リーディング
大学受験で得た、英語力を少しTOEIC用にチューニングするだけ。
土台となる英語力を作ることが大事。
これぞ急がば回れ https://t.co/Iqm6gPt0Aa
英語の使われているシーンが狭い
しかもTOEICで使われている英語って、ビジネスシーンで使われる英語ですよね?
どこに店舗を設置するや、契約書の内容の確認、販売されてる製品の特長などなど。
ビジネスシーンでしか遭遇しない英単語も多いです。
当然狭い範囲の英語だけ勉強していたら総合的な英語力は身につきません。
文章の速読力がつかない
2つ目の理由は、ライティングができないということです。
自分で英語の文を作れるようになると、長文の読解力や速読力が上がります。
というのも文章というのは、構成があります。
その構成(論理構造)を自分で作れるようになれると、リーディングの際もこの文が言いたいメインのアイデアは何なのかを素早く理解することにつながりその結果、より短い時間で文章を読むことができるようになります。
英作文ができるようになると、文章の先を予測しつつ読むことができるようになります。
英作文ができないで長文を読んでいる状況は、例えると暗闇の中をライトなしに歩いている状態です。これではなにが飛んでくるか、なにが目の前にあるのか怖くて歩けませんよね。
しかし英作文ができる人は、暗闇の中をライトをもって歩くことができるので何が来るか予測することができます。
英作文の勉強についてはこちらの記事を参考にしてください☟
TOEICはテクニックに頼りがち
TOEIC解き方で検索すると、様々なテクニックが出てきます。
逆に言えばTOEICはある程度、テクニックしだいで何とかなってしまいます。
おそらくTOEIC900点を取りたくていっぱい勉強してきたって方は、様々なテクニックを試してきたのではないかと思います。
しかしTOEIC950以上を取るにはテクニックに頼らなくても行けます。
むしろテクニックなんか気にしないほうがいいです。
テクニックとは試験の形式に慣れる為のものという考えでいてください。
自分がTOEIC965を取った時は、リスニング問題は答えが分かったらすぐに次の問題の先読みして選択肢から状況推測する。リーディングでは、設問文は先に読まず問題文から先に読んで一読で解く。(L495 R470)
それだけです。
テクニックも何もありません笑
ベースとなる英語力をきちんと持っていれば、対策しなくても950以上は取れます。
TOEICだけじゃない英語の基礎力をつける方法4選

ここまで英語の基礎力をつければTOEIC対策なんてしていなくても、高得点は取れちゃうよという話をしてきました。
ここからは、どのようにしたら英語の基礎力を身に着けることができるのか実体験から紹介していきます。
メインで勉強することは、「リスニング」「スピーキング」です。
リスニングとスピーキングを勉強すれば、波及効果でリーディングもできるようになります。
四技能はしっかりつながっているので、ひとつづつ勉強しましょう。
この勉強法の対象者はTOEIC700点以上を取得した方です!
⇒ https://gensoudiary.com/toeiclisnigate/
TOEIC700点以上のレベルにいる方は、これからは参考書ではなく、動画などでリスニングをアウトプット的な形で学んでいきましょう。
これまで参考書でディクテーションやシャドーイングなどのリスニングの基礎が出来上がってると思います。
その基礎を動画でアウトプットして爆伸びさせていくのです。
Youtube

おすすめのサービス第1は、Youtubeです!
Youtubeは無料で膨大な数の動画を見ることができる神サービスです。こいつを利用しないわけにはいきませんよね。
英語勉強用のチャンネルも豊富ですし、英語勉強に限らず、ネイティブが普通に見るようなコンテンツもたくさんあります。
また海外には、会社としてYoutube事業を持っているところもあるのでクオリティーが半端ではありません。
おすすめのチャンネルは以下の記事のまとめてあります!
簡単にお勧めのチャンネル名を難易度順に述べると、
易①Bright side
②Alux
➂Poly matter
④CNBC
難⑤ Be inspired
です。コピペして検索してみてください!
Podcast や有料動画配信サービス

リスニング系でおすすめなのが、podcastやNETFLIX、U-NEXTなどの動画配信サービスで映画を見てリアルな英語を勉強するのもおすすめです!
自分は、ドラマや映画をあまり見たりしませんが調べる限りこのような動画配信サービスで楽しく勉強出来て成績も爆上がりしたという人が続出してるのでお勧めです!
そのうち自分も始めるかもしれません笑(その時はおススメ教えてください)
以下U-NEXTの特徴についてです☟
機能面における U-NEXT の最大の特徴は、再生速度が変えられることです。英語学習者にとっては、これはかなりありがたい機能ですよ! 「x0.6」「x1.0」「x1.4」「x1.8 」といった具合に再生速度を好きな速さにできます。
U-NEXT でもう1つ特徴的なのは、ドキュメンタリーを含め映画やドラマ以外のコンテンツのバラエティーが豊かなこと。英語圏のドキュメンタリー作品は歴史や宇宙、科学、件など未解決事件さまざまなテーマを深掘りするものが多く面白いのですが、U-NEXT にはリアルタイム配信を含めそういった作品がたくさんあります。
ドキュメンタリーで英語を勉強するメリットは、ドラマと異なり、プロのナレーターがスクリプトをはっきりと発音してくれるので音が聞き取りやすく、分かりやすいということ。つまり、まだリスニングに自信がないという人でも楽しめる可能性があります。ドラマでは会話が速過ぎてついていけない・・・と悩んでいる人は、ぜひドキュメンタリーを試してみてください。
gotcha.alc.co.jp
大学受験用の参考書
三つ目は、大学受験用の英語参考書をやることです。

「 TOEIC関係ないじゃん。大学受験用のやつって文法とか多いんでしょ?本当に大丈夫?」
確かに大学受験の英語は、文法問題が多いのですが勉強の方法によっては最強の勉強法になります!
むしろ大学受験の英語は、本質的な英語を学ぶことができます。
見栄を張って勉強してる人ほど、英語はできるようになりません。
学校英語はできなくて社会人から英語を勉強しなおすって人にこういうケースが多いです。
— げんそー@純ジャパバイリンガル早大生 (@gensoueng) 2019年6月13日
高額の情報商材系は、こういった「見栄」を利用して稼いでいます。
見栄なんか張らず、裸の自分と向き合えるものだけが英語力は伸びる。
見栄を捨てて裸の自分と向き合えるか。
裸の自分を受け入れてコツコツ勉強できるものだけが成長できます。
なんせ、学校で習う英語っていうのは世界の中でも有数の経済大国である「日本」が認めた、いわば国が効果を認めた英語の勉強法なのです。
その中でも、大学受験の英語というのは日本という国が世界に羽ばたく人材を養成するために行うテストなので学習効率が高いです。
基礎に振り返って英語を勉強する。
かっこいいとか目新しいものに惹かれないことが重要です。
大学受験の参考書を勉強するメリット
・対象が高校生なので解説が詳しい
・競合が多いのでクオリティーが高い
・本質的なことが学べる (国語力が鍛えられる )
大学受験の英語勉強の良いところと悪いところを分析し、勉強効果を最大化するにはどうしたらいいかは☟
オンライン英会話
最後は、英会話でアウトプットすることです。
TOEICの点数を上げるのになぜオンライン英会話が効くのかというと、スピーキング力が身につきその結果リスニングで相手の言いたいことを予測しながら聞けるようになります。
これは、先ほどの英作文と似た感じです。
スピーキングをすると、もちろん文章作成能力も上がりますしリスニング力も上がります。
4技能はこのようにしてお互いに密接に絡み合っているんです!
TOEIC700点を超えているレベルであれば、英語を話す基礎ができているのでぜひ始めてみましょう!
なお、おすすめの英会話サービスは、私も講師をしているネイティブキャンプです!
なぜネイティブキャンプがおすすめなのかは、こちらに詳しく書いてありますのでTOEICで高得点を取りたい方はぜひご覧ください。
TOEIC900点以上を絶対取る方法まとめ

以上が、自分がこれまでやってきた方法です。
英語力の基礎があれば、それを後は模試などでチューニングするだけです。
そしてその英語力を上げるには、今回紹介したYoutubeやU-NEXT、さらにはネイティブキャンプをやってみましょう!
どれも最初は無料で出来ます。
(U-NEXTは31日間無料、ネイティブキャンプは1週間無料)
何も失うものはありませんので、この方法が合うかどうか実際確かめてみるのが一番です!
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